ブックタイトル再生可能エネルギー事業成果集

ページ
21/42

このページは 再生可能エネルギー事業成果集 の電子ブックに掲載されている21ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play

概要

再生可能エネルギー事業成果集

再生可能エネルギー関連技術実証研究支援事業ドローンによる太陽光発電O&M事業支援ソリューションの開発と実証研究株式会社FEP、株式会社CIA、株式会社ホンドリス、株式会社シーエスデー、株式会社ACDC平成29年度~平成30年度事業概要ドローンに搭載した赤外線カメラと可視光カメラ、及びPV電気モデルによる発電量推定と合わせて、太陽光パネルの劣化度合い、劣化場所の特定を短時間で正確に診断できる。分かり易く言うと、「太陽光パネルの健康診断」ソリューションである。現状・背景設置された太陽光発電装置が、規格通り正常に運転しているかどうかを判定するには、これまでのやり方では時間とお金がかかるので、一般的なユーザー(発電事業者)は現実問題として、実施してこなかった。しかし、2017年4月より固定価格買取制度(FIT法)が改正され、設置者(発電事業者)に対して、設備の保守点検、安全対策等の義務の誠実な履行が求められるようになった。研究(実用化)開発のポイント・先進性ドローンで撮影した赤外線(IR)画像を提供するサービスはすでにいくつかあるが、本システムはIR画像とPV電気モデルによる発電量推定と合わせて劣化場所の特定と劣化度合いを短時間で正確に診断できる。人の勘や経験に頼らず、精度の高いデータを基にすることで、重故障が発生する前にメンテナンスでき、影響を極小化できる。太陽光だけでなく大型風車の診断にも応用が可能。再エネ発電設備の資産価値評価データ(発電量推定、劣化診断、余寿命診断)の提供。ドローン研究(実用化)開発の目標〈平成29年度計画〉●電気モデル診断と赤外線画像処理技術、劣化箇所特定・劣化度合い(定量化)診断技術の確立。赤外線画像処理赤外線画像認識赤外線画像解析太陽光発電所〈平成30年度計画〉●可視光画像処理による劣化診断技術、異常個所発生要因分析と劣化診断マップ作成技術の確立。太陽光発電量推定PVモデル化PV設備DBPV発電量推定計算電気計測電気計測データ(IVカーブ)劣化診断結果出力PV資産価値評価データ提供(将来)県内への経済波及効果(見込み)全国の太陽光発電事業者及びメンテンス事業者を対象に、スポット的な診断も含め、24時間対応のサービス網を構築し、2025年の売上3億円を目指す。合わせて、太陽光、風力などの運用・保守点検技術者の人材を育成し、地元福島の雇用拡大に寄与する。開発者からのコメント㈱FEP代表取締役横山光衛設置した太陽光パネルが正常に作動しているかどうか?また、将来的な資産価値はどうなのか?を知りたいのなら、おまかせ下さい。21