ブックタイトル再生可能エネルギー事業成果集

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概要

再生可能エネルギー事業成果集

再生可能エネルギー関連技術実証研究支援事業I -V精密評価機能を有す現場PVメンテナンス支援システム構築日本カーネルシステム株式会社平成29年度~平成30年度事業概要「改正FIT法」に基づくPVメンテナンスの義務化を背景に、現場ニーズに即したPVメンテナンス支援システムの開発を行う。これによりメンテナンスコストの大幅な低減を実現し、正しく、安全なPVメンテナンスの普及に貢献する。現状・背景PVメンテナンスの義務化により、発電事業者の意識が高まりつつある。しかし現状は、PVメンテナンスに要する期間や、要求される高い専門性を背景に、コストがかかり過ぎるため、十分に実施されていない。さらに、実施すべき項目や方法が認知されておらず、正しく行われていない場合もある。研究(実用化)開発のポイント・先進性<ポイント>関連団体や事業者に入念なヒアリングを実施し、市場要求に基づいたソフトウェアを開発する。また、太陽光分野に長年関わっており、PVや関連機器を熟知している。加えて、システム構築に強みを持っており、今までの実績やノウハウを活かし、自社製品のみならず、他社機器の測定データも取り扱える統合システムを開発する。<先進性>●現場要求に基づく現場情報・計測データ管理機能●PVの電気的特性(I-Vカーブ)の自動判定機能研究(実用化)開発の目標測定データの自動判定を行い、メンテナンス項目や作業フローをソフトウェアにて可視化するなど、メンテナンスの効率化をはかるシステムを構築する。PVメンテナンスコストを低減すると共に、正しく安全なPVメンテナンスの普及加速を目指す。県内への経済波及効果(見込み)・福島県内においても、PVメンテナンスを通じて太陽光分野の活性化をはかる。・当システムの運用におけるユーザサポートを福島支店にて行い、雇用拡大をはかる。開発者からのコメント日本カーネルシステム㈱新エネルギー事業本部前田規幸太陽光発電は自然エネルギーをクリーンに活用する夢のある技術です。安定的に利用するには、定期的なメンテナンスが必須ですが、適切に行われていない一部の発電所で様々な問題が起きており、イメージを悪くしているのは非常に残念です。今回開発するシステムにより、正しく安全なPVメンテナンスの普及加速を目指します。17