ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play

概要

ロボット産業紹介冊子

SHIRAKAWA SOKEIZAI VALLEY福島県白河圏域複合企業体「白河素形材ヴァレー」(白河市)? http://www.shirakawa-valley.com/白河素形材ヴァレーは福島県白河市を中心に鋳造・鍛造・ダイカストで成形した素材を熱処理・加工し、国内外に安定提供することをコンセプトとしたワンストップの10社の素形材産業の連携チームである。福島県内、特に白河圏域の産業集積を活かし、直径18kmに収まる素形材産業のグループで、東日本大震災後の復興を目標として「中小企業等グループ施設等復旧整備補助金」を申請し、この認定のグループを元に結成されている。素形材産業の連携チームはグルーピングするだけでも様々なシナジーメリットを保有。それに加え外に向けた活動としては、中小企業1社では難しいグローバル展開を、グループとして推進し、海外のメーカーから直接加工込みの素材の問合せ、発注が入る仕組みを作り、国内外の展示会に積極的に参加し成果を上げている。個社の展示会出展は重量や業界、素材の種類などが限定され、商売の間口は意外に狭い。しかしこのグループで出展することにより、素材や重量の縛りが無くなり、お客様への間口は格段に広がると考えている。平成29年2月には白河素形材ヴァレーが第二回福島産業賞特別賞を受賞し、徐々に福島の産業クラスターブランドとして認知されつつある。さらには白河市の平成28年度産官学連携支援補助金を活用し、平成29年3月にグループで3Dプリンターを購入。グループ内ワークショップを開催し、ヴァレー各社が共同で使用できる環境を整備、CADデータを即樹脂モデリングし、開発者とモデルを手に取って打合せできる環境を作り、受注獲得に貢献している。将来的には福島県の産業集積地としてのクラスター機能を充実させる一役を担い、福島県での全体受注量が増え、製造業をブランディング、海外に向けてアピールする基盤となることを目標としている。9