ブックタイトルロボット産業紹介冊子

概要

ロボット産業紹介冊子

11MU LAB.株式会社ミューラボ（福島市）???精密動力伝動装置の設計開発・製造クラウン減速機小径で精密な角度制御が可能なクラウン減速機ロータギアから創生されるステータギア及びアウトプット容トルク1N・m、最大許容入力回転数3500rpm）の販売環境を整備済みであり、今後は減速比3 0と1 0 0をラインナップとして持ち、更には試作で実現できている外径12mm及び外径8mmまで順次サイズダウンを図っていく。ギアの３つのギアで構成される。ロータギアを残りの２つのギアで挟み込むように接触することにより、バックラッシュがゼロとなる（外径30mm試作減速機で0.05[deg]を達成）。特徴としては１段の構成で大減速比（30～100）を実現しながらもロボットに必要な逆駆動性を持ち合わせており、また構成部品は剛体のみで構成できる為、剛性も高くなっている。現時点では外径30mmの試作品（減速比50、許小径で精密な非平衡軸伝動が可能な立体カム機構２つの三次元的なカム面を有するカムとフォロアで構成される。２組のカム面とフォロアが常に接触することでバックラッシュがゼロとなる。特徴としては入力軸と出力軸の位置関係にオフセットを設けたことで広い出力軸動作範囲を持つことが可能となった。ロボットに必要な逆駆動性を有し、非平衡軸電動機構でも必要径外に出る部品がないことから小型化に向いている。さらには、立体カム機構を２～３つ同一面に搭載することにより、小径で精密に把持できるチャック機構を実現している。現時点では、外径42mmのチャック機構をOEM供給し、モータメーカから試作品の提立体カム機構供を開始済み。今後は試作で実現できている外径12mm及び外径8mmまで順次サイズダウンを図っていく。19