ブックタイトル【成果】平成29年度ふくいろキラリ事業成果報告集

ページ
29/128

このページは 【成果】平成29年度ふくいろキラリ事業成果報告集 の電子ブックに掲載されている29ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play

概要

【成果】平成29年度ふくいろキラリ事業成果報告集

新製品・新技術開発促進事業は、東北大学大学院工学研究科の堀切川一男教授を福島県地域産業復興・創生アドバイザーとしてお迎えし、本県中小企業への御用聞き訪問を通じて各企業の課題解決や新商品開発の提案を行い、本県産業の復興と活性化を図ることを目的として、平成25年度から実施してまいりました。本事業の始まりは、私が副知事時代の平成24年に堀切川教授の御講演を拝聴したことがきっかけでした。本県復興・創生アドバイザーへの就任を快く御快諾くださってから、堀切川教授にはこれまで120を超える県内企業を訪問していただき、幅広い分野において課題に対するアドバイスや新商品開発の御提案を頂きました。また、県内企業の皆様も、教授のアドバイスや提案から、実に30以上の製品開発を行うなど、すばらしい成果を生み出しております。本事業はこの度、内閣府の第15回(平成29年度)産学官連携功労者表彰において、科学技術政策担当大臣賞(地方創生賞)の栄に浴することとなりました。この受賞は、堀切川教授による懇切丁寧な御用聞き訪問の結果であることは勿論ですが、県内企業の皆様が教授の思いに共感し、心に秘めた「ものづくり愛」を形にする力を発揮されたたまものでもあります。本県の震災からの復興は、7年が経過しようとする今も途上ではありますが、日々研さんを重ねておられる県内開発型企業の皆様のものづくりに対する熱い思いは、本県復興・創生の原動力になるものです。今後とも、福島の未来を担うすばらしい技術や製品の開発をしっかりとサポートし、全国そして世界に発信していけるよう、引き続き地域経済を担う中小企業等への支援を積極的に行ってまいります。029