ブックタイトル平成28年度_ふくいろキラリ
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平成28年度_ふくいろキラリ
[助知デ販フフォローアップ販路デザイン知財助成開ネーミング支商品開発名吉田水産〒963-4702福島県田村市都路町岩井沢字大槻137 TEL/FAX:0247-75-3189コンセプト「養魚場だから出来る商品化」にこだわりました。通常大きく育ってから出荷する魚を、稚魚から育てている養魚場だから出せるサイズで商品化しています。ちょうど手のひらサイズの岩魚は、ふっくら柔らかく、骨までそのまま食べることが出来ます。これまで成魚になる前の岩魚を食べたことはあるでしょうか。一度食べれば、その魅力を口いっぱいに堪能出来ます。産学官連携による販路設定やデザイン支援により、平成11年ふるさと産品ブランド化求評部門で奨励賞を受賞した逸品が18年の時を経て、コンセプト新たに復活します。現在は第2段の商品開発となる「ニジマス幼魚の極上アヒージョ」を開発中。魚から水の良さを感じたことは沢岩魚の一夜干し都水の路援ブランディング今後様々な商品展開をしていきたいという想いはあるが、どのように進めていけば良いか、パッケージ等はどうすれば、などといった課題に対し、商品単体のPRではなく、「吉田水産というブランド展開」を提案。養魚場だから出来る商品化、というコンセプトは様々な視点を持つことができ、「成魚になる前の魚も販売することが出来る」というアピールでもあります。つまり、「幼魚を使った新メニュー」など、料理人の感性に訴えかける展開が期待できます。旅館や料亭で、川魚の幼魚を使ったメニューが並ぶ日も近いかもしれません。川の魚贅A TUOB SUありますか?[贅沢岩魚の一夜干し事業内容都路の水昭和39年に創業。岩魚・山女・ニジマスを生産養殖し、県内外に販売を行っています。東日本大震災と福島第一原発事故により事業ができない状況でしたが、震災から5年で本格再開しています。震災後の状況:営業再開には、養殖施設の復旧による多額の費用と風評により売れるかわからないなどの再開と廃業で葛藤する中、国と県の補助金を活用し、都路町の避難指示解除の平成26年4月に事業を再開しました。再建計画補助金により施設・設備が復旧し震災以前の養殖事業の体制は再建できました。今後は、特に加工事業を拡大します。川魚の加工に限らず地域の農産物を利用した商品開発も進め、雇用創出の一助になれる事業所を目指しています。魚から、水の美味しさを感じることが出来る。阿武隈高地は水資源が豊富であり、養魚に最も重要な「水」が魅力のひとつです。きれいな水でしか生息できない岩魚や山女魚が元気に育ち、そして味も良い。魚の味はもちろんですが、その中に都路の水、川の流れ、豊かな自然を感じて下さい。本格的出荷再開平成27年に東古道、小滝沢養殖場養魚施設及び加工場が復旧し、平成28年4月からは本格的な生産と販売が再開しました。毎月の放射性物質検査では養殖魚、加工品から放射性物質は検出されず、顧客・取引先からも信頼を頂いて出荷を行っています。91