ブックタイトル平成28年度_ふくいろキラリ

ページ
8/128

このページは 平成28年度_ふくいろキラリ の電子ブックに掲載されている8ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play

概要

平成28年度_ふくいろキラリ

ふくいろキラリプロジェクト【福島県】地域産業復興支援事業(中小企業新商品開発等支援事業)【福島県】福島県緊急雇用創出事業(原子力災害対応雇用支援事業)「被災地域中小企業販路開拓等支援業務」技術課題の解決及び製品開発から販売までをトータルサポート震災後福島県は、平成25年度地域産業復興支援事業、平成26、27、28年度中小企業新商品開発支援事業として、産学官連携による技術課題の解決及び、製品開発から販売までのトータルサポートを「ふくいろキラリプロジェクト」と銘打ち、県内ものづくり中小企業の支援を続けています。ものづくり中小企業のかかえる技術課題の解決や企業それぞれの保有技術を活かした新商品開発を、福島県地域産業復興支援アドバイザー堀切川一男氏(東北大学大学院工学研究科教授※P61)を中心に、産学官連携によって支援しています。全国的に耳にする「産学官連携」。しかしそれは製品を生み出すところまでの支援の場合がほとんどです。福島県が実施している「ふくいろキラリプロジェクト」は、従来の産・学・官に加え、“地域産業支援機関”と“販路開拓等支援事業委託事業者(山川印刷所)”、さらに28年度からは“一般社団法人福島県発明協会”がチームに加わっています。地域産業支援機関による企業への案内やフォローアップ、印刷会社によるパッケージ(広報)デザインや販路調査、マーケティング、福島県発明協会による知的財産等支援からのスムーズな事業化など、ものづくり中小企業をトータルにサポートしています。下請け中心の企業が自社製品を持つということは、これまで意識していなかった市場を認識すること。それは企業のモチベーション向上となり、それが地域産業へと広がることで被災地域の早期復興を促します。産学官連携製品開発セミナーによる企業意識改革支援及び企業発掘と、開発商品群のブランド化戦略による風評被害払拭・販路開拓等支援事業【東北経済産業局】平成28年度地域経済産業活性化対策費補助金(福島県等復興産学官連携支援事業)産学官連携による開発商品の販路開拓等支援と商品群のブランド化戦略によるビジネスマッチング事業(印刷会社によるビジネスマッチング)【東北経済産業局】平成26、27年度地域経済産業活性化対策費補助金(工業品等に係るビジネスマッチング・商品開発支援事業)株式会社山川印刷所では、福島県のふくいろキラリプロジェクトから生まれた開発商品を主に、「さらに手厚い出口支援」=「ビジネスマッチング」を実現するべく、平成26、27年度工業品等に係るビジネスマッチング・商品開発支援事業を受託。平成26年度では多種多様な新商品群を「福島の企業力」としてブランディングし、そのボリューム感とパブリシティ効果を最大限に活用して発信。平成27年度では商品数が増えてきたこともあり、製品種類別(B to B、B to C)に販路設定や展示会・販売会をセレクトし、より明確なターゲッティングに基づきビジネスマッチングを実施してきました。平成28年度では、販路支援の要素はそのままに、これまでの産学官連携の良質な成果を踏まえ、より多くの産学官連携を生み出すべく、「産学官連携によるものづくりセミナー」を各地で開催。開発に意欲的な企業の発掘を積極的に展開しております。このセミナーは地域企業の意識改革支援と位置付け、さらには東北大学堀切川教授の支援の在り方や考え方を周知することで産学官連携に意欲的な企業の発掘を実現しています。福島県が進める産学官連携による新商品開発支援事業と、本事業による相乗効果で、県内企業のモチベーション向上と受注回復・取引拡大を目指し、地域産業の活性化から新たな経済の流れを生み出しています。8