ブックタイトル平成28年度_ふくいろキラリ
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平成28年度_ふくいろキラリ
設楽恭平さん福島県須賀川市出身。大学卒業後、2009年東邦銀行へ入行。郡山営業部配属後、福島西中央支店では渉外担当として従事。2015年3月に一般社団法人産業サポート白河へ出向し現在に至る。主な活動内容として、しらかわ地域企業を訪問し、ニーズに合った人材育成のお手伝いや補助金の情報提供等を行う。また、伴走型起業支援を行うためにJBIA認定インキュベーションマネージャーの資格を取得。一般社団法人「産業サポート白河」は、しらかわ地域のものづくり企業を積極的に支援し活性化を図ることを目的に、白河市が中心となって立ち上げた専門機関です。弊法人は、しらかわ地域(白河市・西白河郡・東白川郡)の「頑張る企業」を本気で支援するため企業を日々訪問し、貴重なご意見・ご要望など生の声を収集し、それらを私たちが取りまとめることで、課題解決を地域完結できるよう情報提供を行っています。このような活動の中、本事業は今年度で2年目の取り組みとなります。しらかわ地域には新分野参入を模索している企業が数多くあります。新分野に対し自社の技術をどこに・どのように生かせるのかを常に考えている企業や、現状として下請け体質だが、自社製品を持つことが会社の強みであり、さらに従業員のモチベーションアップへつながる、と考えている企業もあります。そのような「頑張っているしらかわ地域企業」に堀切川教授の企業訪問をお願いしました。東北大学の堀切川教授が来社されるということで緊張していた企業も、教授のフランクな対応から次第に緊張がほぐれ、自然と本音の意見交換をすることが出来ました。開発段階の課題などを具体的に相談し製品化に向けて本気で取り組む企業や、教授のアイデアに社長自らがプラスαを提案し創意工夫する企業、ストップしていた開発案件が技術相談により前向きな活動となった企業、など事例は様々です。新たな発見・改善があり、本事業はしらかわ地域企業にとって有意義な時間になったと考えています。弊法人は、「しらかわ地域企業のためになることは何でもやる」スタンスで日々活動しております。足で稼いで汗をかいて集めた情報だからこそ、企業に響くものがあると信じています。ときにはお叱りの言葉を頂くこともあります。しかし、その言葉こそ弊法人の今後の発展のためには必要不可欠なのです。企業の目線に立ち、企業が今何を求めているのか、そしてその求めているものをタイムリーに提供する。今後もしらかわ地域企業に寄り添いながら、一緒になって成長していくことがわれわれ産業サポート白河の使命と考えています。企業目線で寄り添いながら一般社団法人産業サポート白河設楽恭平さんSTORY0566