ブックタイトル平成28年度_ふくいろキラリ
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平成28年度_ふくいろキラリ
製袋業界の永遠の課題である「漏れ」。日常生活では、少しこぼれたくらい…と感じてしまうかもしれませんが、工業系の「粉」を扱う時には非常に重要です。空気が漏れる隙間があれば、粒子が飛び出します。食品では衛生面、化学では環境面を考えた技術改善が最大の目標です。堀切川教授の技術相談では、「多段式シール」を提案。多段式とは口部分を何回も折ることで、何層もの「部屋」を作ります。運送時に袋へ圧がかかっても、〝気圧?が異なる部屋へ〝段階的?に漏れていくため、「袋内部の漏れ」を人工的に作り上げ、外へ中身が漏れない構造を形にしました。また、空気も漏れにくいため、潰したくないものを入れる日用品として一般向けに商品化を検討しています。シコー株式会社東日本事業部福島製造部33