ブックタイトル平成28年度_ふくいろキラリ

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概要

平成28年度_ふくいろキラリ

う意識改革が、一歩ずつ着実に進んでいるということ。また、それを知った地域企業の産学官への参入。小さな明るいニュースがその地域にもたらす効果は絶大です。地道な活動で良い。これからも私たちは、相談を頂いた企業にしっかりと寄り添い、共に歩みます。今年度も数多くの企業訪問を行いました。堀切川教授により、企業自身ではなかなか見つけることが難しいとされる「潜在的課題ニーズの掘り起し」を実践し、解決へ導いています。しかし、技術的な部分以外で企業は頭を悩ませていました。それは「若者(または後継者)の製造業離れ」です。県内中小企業では人材の確保が急務となっています。日本経済を支えてきたものづくりの力。それを受け継ぐ者が、年々減っているのです。私たちは当冊子をはじめ、動画やSNSを活用し、「ものづくりってかっこいい」を若者層に向け発信します。そしてこの取り組みは、今後さらに力を入れなければならないことだと感じています。日常身の回りにあって当たり前のものは、「全てがものづくりから始まっている」のです。これまで同様に、産学官連携による新商品開発から販路までのトータルサポートを実践し、次の内容を事業付加価値として創り上げます。・支援先企業間の業務提携とネットワーク構築・先を見据えた海外展開・若者の製造業離れへの歯止め・産学官と知財活用の事業展開・地域産業の特色と魅力発信ふくいろキラリプロジェクトは、一企業の前向きな取り組みがベースとなっています。そのような企業の出現は地域全体へ良い刺激となり、地域企業のモチベーション向上、さらには地域産業の活性化へとつながると考えています。これからも福島県の力を全国へ、そして世界へ発信していきます。ふくいろキラリプロジェクトに是非ご期待ください。短期間に多数の新商品開発と事業化を達成した「ふくいろキラリプロジェクト」のこれからものづくり業界の課題これから132