ブックタイトル平成30年度ふくいろキラリ事業成果報告集

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概要

平成30年度ふくいろキラリ事業成果報告集

平成30年度成果1事業の実績平成30年度ふくいろキラリプロジェクトでは、43社の企業訪問を実施し、46件の技術相談に対応しました。さらにその中から新製品開発の提案を行い、5件の新製品開発(事業化)を達成することが出来ました。平成25年度から数えると40件の新製品が生まれています。2県内支援先企業間での業務提携・ネットワークの構築複数の保有技術を活かし、ひとつの製品を開発しようという動きが出ています。それぞれの得意としている技術は異なり、それらが連携することにより、一社だけでは不可能だった案件が実現可能となります。両社を取り持つ機関の役割は重要であり、支援先企業数が増えていく中、ふくいろキラリプロジェクトの新たな形をこれから構築してまいります。3一企業開発製品数の増加この活動は平成25年度から続けており、その頃に支援し商品化・事業化まで至った企業から、第二、第三、第四の開発製品が生まれています。これは自社製品を持つことによるモチベーションの向上と自分たちにも出来るという開発型・提案型への意識転換が、一歩ずつ着実に進んでいるということ。また、それを知った地域企業の産学官連携への参画。小さな明るいニュースがその地域にもたらす効果は絶大です。ものづくり企業は技術的な部分以外で頭を悩ませていました。それは「若者(または後継者)の製造業離れ」です。県内中小企業では人材の確保が急務となっています。日本経済を支えてきたものづくりの力。それを受け継ぐ者が、年々減っているのです。私たちは当冊子をはじめ、動画やSNSを活用し、「ものづくりってかっこいい」を若者層に向け発信します。そしてこの取り組みは、今後さらに力を入れなければならないことだと感じています。日常身の回りにあって当たり前のものは、「全てがものづくりから始まっている」のです。ふくいろキラリプロジェクトは、一企業の前向きな取り組みがベースとなっています。平成30年度では、開発製品及び事業化の数が40を超えました。勢いのある企業の出現は地域全体へ良い刺激となり、地域企業のモチベーション向上、さらには地域産業の活性化へとつながると考えています。これからも福島県の力を全国へ、地方創生のベストプラクティスとして世界へ、強く発信していきます。これからも、ふくいろキラリプロジェクトに是非ご期待ください。これから{{まとめ平成30年度成果33:PROJECT = FUKUIROKIRARI =