ブックタイトル平成30年度ふくいろキラリ事業成果報告集
- ページ
- 159/204
このページは 平成30年度ふくいろキラリ事業成果報告集 の電子ブックに掲載されている159ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは 平成30年度ふくいろキラリ事業成果報告集 の電子ブックに掲載されている159ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
平成30年度ふくいろキラリ事業成果報告集
「販売製品は「PRODUCT」→企業情報、支援内容は「COMPANY INFORMATION」→34p27p「小社は私で三代目です。父親が日本で初めてステンレスの鍬を商品化しました。それまでの鍬は鉄製で重く、表面が錆びるため土が付きやすく通りも悪いので、耕運作業は大変な重労働。ステンレス鍬はそれらの欠点を解消したため、農家の皆さんに喜ばれ、結果として売上も上がりました。しばらくして耕運機やトラクターの時代となります。鍬の需要も大きく落ち込みました。しかし、需要がゼロになったわけではありません。農作業はもちろん、家庭菜園やガーデニングなどの需要が高まってきました。そんな方たちのためにも、切れて、丈夫で、使いやすい鍬や農具を、これからも開発していきたいと思います。ふくいろキラリプロジェクトでは、様々なアイデア商品を製品化して販売会等へ参加しています。売り上げはもちろんですが、一番は一般の方の声が直に聞けるということ。皆さまのご意見を参考に、商品の進化や、新商品開発へ活かしています。また、もう一つの方向性として、現代の「野鍛冶」を目指しています。昔は町や村に必ず野鍛冶さんがいて気軽に農具の修理が出来ましたが、今はもうほとんど居なくなりました。柄が折れたり、錆びついたり、刃が欠けていたりなど、少し手を加えれば十分役立つ農具が放置されています。そのような需要を掘り起こし、農具に新たな命を吹き込むお役立ちも小社の使命だと考えています。四代目の長男も使命感を持ち張り切っているので、力を合わせて頑張っていく所存です。目指すは、現代の〝野鍛冶?31