ブックタイトル平成30年度ふくいろキラリ事業成果報告集
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平成30年度ふくいろキラリ事業成果報告集
19歴1史と伝統を伝えるため、職人の技術を現代の技術で再和くるみむき工法加工技術70年の歴史と味を後世へ現長門屋の代表的な商品でもある香木実(かぐのきのみ)には和くるみの鬼くるみが丸●本家長門屋手にも、心にも優しいごと使われています。和くるみは非常に殻が固く、殻を割った際に実も割れてしまうことユニバーサルデザイントレイがほとんどで、丸ごと使うことが難しいと言われています。そのため実を丸ごと取り出す技術も職人技です。その古き良き技術も熟練した技術を必要とするため、時代を重ねるごとに失われつつあります。鬼くるみの加工業者は減っていく一方で数年後にはなくなってしまうという危機に瀕しています。伝統を守りたいという想いから堀切川教授が技術改善提案を行いました。その提案が鬼くるみを加工する上での最も大きな問題を解決し、現代の技術によって鬼くるみの実を取り出せる日が現実となる日も近そうです。企業情報、支援内容は「COMPANY INFORMATION」→28p41:TECHNOLOGY